Webエンジニアのストレングス・ファインダーの結果は???強みを仕事にどうにいかす?
はじめに
ストレングスファインダーという性格テストをご存知でしょうか。
こちらにサイトにアクセス頂いている方であれば、知っている方が多いのではないでしょうか。むしろ、実際にどう仕事に活かせばよいかで悩まれている方のほうが多いのではないでしょうか。
この記事では、Webエンジニアである僕のストレングスファインダーの結果と、それを活かすために考えていることを説明します。
そもそも、ストレングスファインダーとは??
ストレングスファインダーは、アメリカのギャラップ社が開発した性格診断テストです。
34個に分類した強みの中から、あなたにもっとも適切な強みを教えてくれます。
ただし、実際には「今現在発揮されている強み」ではなく「強みを発揮しうる考え方の癖」を教えてくれるものです。
そのため、コミュニケーションに強みを持っていたとしても、コミュニケーションが得意ではない、ということが発生してしまうことがあります。
テストを行うためにいくつか方法がありますが、ストレングスファインダーの書籍を購入して、テストコードを入手するのが一番簡単で安くつく方法です。
あるWebエンジニアのストレングス・ファインダーの結果と分析
2017年時点では、私のストレングスファインダーの上位結果は以下のようになりました。
- No.1 最上思考
- No.2 学習欲
- No.3 未来思考
- No.4 自己確信
- No.5 目標思考
初めてテストした感想としては、当たっているような当たっていないような。
◯◯思考という結果が3つもありましたが、書籍の説明は簡単にしか読んでおらず、いまいちピント来ないというのが率直な感想でした。
では、それぞれ解説と分析をしてみようと思います。
最上思考
優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。真珠を追い求めるダイバーのように、あなたは強みを示す明らかな徴候を探し求めます。生まれついての優秀さ、飲み込みの速さ、一気に上達した技能――これらがわずかでも見えることは、強みがあるかもしれないことを示す手がかりになります。そして一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、優秀さへ高めずにはいられません。あなたは真珠を光り輝くまで磨くのです。このように、この自然に長所を見分ける力は、他の人から人を区別していると見られるかもしれません。あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。あなたは、あなたを型にはめて、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。その方が楽しく、実りも多いのです。そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。
引用:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
説明文を読んで自分がそうだな、と思ったエピソードです。
- 人の強みを言われてもいないのに、あーだーこーだ考えてしまう。あの人もっと◯◯だったら?もっと××だったら?
- 結局は、自分の強みを見つけて行かせたほうが、価値は出せると思っている
- プレゼンとか、振る舞い・話し方・抑揚・構成など、頼まれもしないのに、良いところ・悪いところを評価しちゃう
- よかったところ・感動したところを中心にフィードバックしようとする
- 悪口は基本的に嫌い(どんな人でも良いところがあると思う)
- 人だけでなく、サービスやプロダクトの強み(ユニークな点)は何かを考えることが多い
学習欲
あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。
引用:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
説明文を読んで自分がそうだな、と思ったエピソードです。
- 知らないことを知るのが楽しい
- 自分の知識がupdateされる感覚が楽しい、知識のconect the dots
未来思考
「もし・・・だったら、どんなに素晴らしいだろうなぁ」と、あなたは水平線の向こうを目を細めて見つめることを愛するタイプの人です。未来はあなたを魅了します。まるで壁に投影された映像のように、あなたには未来に待ち受けているかもしれないものが細かいところまで見えます。この細かく描かれた情景は、あなたを明日という未来に引き寄せ続けます。この情景の具体的な内容――より品質の高い製品、より優れたチーム、より良い生活、あるいはより良い世界――は、あなたの他の資質や興味によって決まりますが、それはいつでもあなたを鼓舞するでしょう。あなたは、未来に何ができるかというビジョンが見え、それを心に抱き続ける夢想家です。現在があまりにも失望感をもたらし、周囲の人々があまりにも現実的であることが分かった時、あなたは未来のビジョンをたちまち目の前に呼び起こします。それがあなたにエネルギーを与えてくれます。それは、他の人にもエネルギーを与えます。事実、あなたが未来のビジョンを目に浮かぶように話すのを、人々はいつでも期待します。彼らは自分たちの視野を広げ、精神を高揚させることができる絵を求めています。あなたは彼らのためにその絵を描くことができます。描いてあげなさい。言葉を慎重に選びなさい。できる限りその絵を生き生きと描きなさい。人々はあなたが持ちこんで来る希望につかまりたくなるでしょう。
引用:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
説明文を読んで自分がそうだな、と思ったエピソードです。
- 5年とか10年、もっと長く、将来的な展望を考えたりするのが好き
- 仕事では、半期の目標を立てたりすることがあるが、特に苦労せず自然に目標設定ができる
- 半年後に◯◯という資格やスキルを持っていたらな〜とよく思う、考える
- 自分の頭のなかで、あれもこれもやらなきゃ・やりたいなと思いつく
- 多分、ブレストが得意(また面白いと)思うのはこの強みに起因していそう
- 反面、自分の頭の中で考えたことを伝達したり、アウトプットするのに強み(興味関心が薄い)から、そこは弱点
自己確信
自己確信は自信と共通する点があります。心の奥深くで、あなたは自分の強みを強く確信しています。
あなたは自分は絶対出来る――リスクを取ることができ、新しい挑戦をすることができ、そして最も重要なこととして成果を出すことができる――ことを確信しています。
ただし、自己確信は単なる自信を越えるものです。自己確信という資質に恵まれたことで、あなたは自分の能力だけでなく判断力にも自信を持っています。
自分の周りを見た時、あなたは自分の見方が独自かつ独特であると強く思います。そして、あなたと全く同じ見方をしている人は誰もいないので、あなたに関する事について決定を下せる人はあなたしかいないと絶対に信じています。
何を考えるべきかは、誰もあなたに指示できません。彼らはヒントを与えることはできるでしょう。助言することもできるでしょう。
しかし、あなただけが、結論を出し、何をするかを決定し、行動する権限を持っています。この権限、更にはあなたの人生に関する最終的な責任を取ることを、あなたは決して怖がりません。むしろ、あなたには当たり前に感じられるのです。状況の如何に関わらず、あなたは何が正しい決断であるかをいつも知っているようです。
この資質は、あなたに確信に満ちた貫禄を与えます。他の人と異なり、いくら説得力があっても、あなたは他の人の主張に安易に左右されることはありません。この自己確信という資質は、あなたの他の資質の持ち方によって、表面に現れたり現れなかったりしますが、その資質は強くしっかりとあります。船の竜骨のように、それは方々からの攻撃に耐えて、あなたが進路からはずれないようにします。
引用:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
説明文を読んで自分がそうだな、と思ったエピソードです。
- 自律欲求とでも言うのか。そのような言葉に置き換えればとてもしっくりくる
- 結局何事も自分の責任
- 転じて、人と違うユニークなことがしたいと思いがち
- ある意味で唯我独尊的な部分がある(あえて1人で規則を破って行動するとか)
- 自分の人生を人とは違うユニークなものにしたい
- 自分の強みで頑張ろうっていうのが、最上思考と自己確信が混ざっているような感じ
- デメリット:こうしてほしい〜という決まったやり方に対してなんか違うな〜と反対しがち
- デメリット:管理されたくない、型にはめられたくない、と無意識に思っている潜在意識はこの自己確信からきているか?
目標思考
「私はどこに向かっているのか?」とあなたは自問します。毎日、この質問を繰り返します。目標志向という資質のために、あなたは明確な行き先を必要とします。行き先がないと、あなたの生活や仕事はたちまち苛立たしいものになる可能性があります。
ですから毎年、毎月、さらに毎週でさえ、あなたは目標を設定します。この目標はあなたの羅針盤となり、優先順位を決定したり、行き先に向かうコースに戻るために必要な修正をする上で、あなたを助けてくれます。
あなたの目標志向は素晴らしい力を持っています。何故ならそれはあなたの行動をふるいにかけさせるからです。――すなわち、特定の行動が目標へ近づくために役に立つかどうかを本能的に評価し、役に立たない行動を無視します。そして最終的に、あなたの目標志向はあなたを効率的にさせるのです。
当然ながらこの裏返しとして、あなたは遅れや障害や、例えそれがどんなに興味深く見えようとも本筋から外れることにいらいらするようになります。このことは、あなたを集団の一員として非常に貴重な存在にしています。他の人が脇道にそれ始めると、あなたは彼らを本筋へ連れ戻します。
あなたの目標志向は、目標に向かって進むために役に立っていないものは重要ではないということを、あらゆる人に気付かせます。そしてもし重要でないなら、それは時間を割く価値がないということです。あなたは、あらゆる人を進路から外れさせません。
引用:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
説明文を読んで自分がそうだな、と思ったエピソードです。
- あいまいな目標設定に対しても、自分なりに数値や論理化して、目標達成を可視化することができる
- ストックで、ブログ何本とか、サービス何本とか決めがち
- 100本ノックが好き、とかもこういうことだろう
自分の強み(考え方の癖)をどう活かすか?
さて強みがどんなものであるかはわかりましたが、実際にどう活かせば良いのでしょうか。
強みを伸ばす方法と、弱みを補う方法を紹介します。
そもそも…
その前にですが、これまで上げた強みは、自分に強みになる場合も弱みになる場合もあります。
どういうことでしょうか?
これは、強みという言葉を使うとわかりにくく、ストレングスファインダーが僕らに教えてくれるのは考え方の癖だからです。
よくでる考え方の癖が、ストレングスファインダーによって明らかになります。
例えば未来志向の考え方の癖を持つ人は、10年先を見通すことに興味関心があり、未来を描くといった仕事には強みを発揮できるかもしれません。一方で、目の前の事に興味なく実行がとまなわない場合もあります。
癖は良い風にも悪いふうにも左右してしまうということです。
強みを更に伸ばす
では、強みを活かすにはどうしたらいいか考えてみます。
ここでは、自分自身の強みを掛け算で考えてみました。(1つ1つの強みは同じでも、掛け算すると人によって全く違ったものになるのではないでしょうか)
TODOが多くてすいません…
最上思考 × 学習欲
- 今の仕事、自分の生活、キャリア、などをもっと良くするためにどうしたらよいか学ぶスタンスがある
- プレゼンでいえば、よりよいプレゼンをするために、今までの最適なセオリーを学ぶ
最上思考 × 未来志向
- TODO
最上思考 × 自己確信
- 人と違った方法で、プレゼンの一番を目指すとか。今までの最適な方法を知りつつも、あえて壊していく
最上思考 × 目標思考
- TODO
学習欲 × 未来志向
- TODO
学習欲 × 自己確信
- 自分が納得して責任を持つために、知識や周りの話をきちんと聞こうとする態度を持っている
学習欲 × 目標思考
- TODO
未来志向 × 自己確信
- TODO
未来志向 × 目標思考
- 5年・10年先を見据えて、必要なスキルや考え方を、じゃあ具体的には何を身に着けたことでゴールといえるの?を設定できる
自己確信 × 目標思考
- TODO
弱みを補う
自分の強みは、創造・想像する部分が多いなーと感じました。
より良くするには?もっと良い未来は?など考える癖が強い一方、それを実行する力が弱いかもしれません。(本当に弱いかは不明、強みにないだけかも)
実行をするための仕組みや、友人が必要かなーと思います。
まとめ
ストレングスファインダーで発見されているのは、「強み」という言葉よりも、強みの源泉となる無意識のうちにしている「思考パターン」と言い換えたほうがしっくりきます。
そのため、強みと呼ばれてもピンとこない資質も含まれるのだと思います。
自分ではそれが当たり前だと思い無意識にしている考え方ですから、他人から見ると、全然違うと思われるものなのです。
本当に自分の強みを活かしたいのであれば、自分自身がどういった考えの癖をもっていて、その考え方を適用できうる仕事や仕事の進め方をするのが良いですね。
もし仕事を割り振る立場にあるのであれば、仕事をしてもらうメンバの強み(考えの癖)を知り、仕事を任せていくというのも良い方法だと思います。
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