おもしろい仕事は待っていてもやってこない。奪うものだ。
おもしろい仕事をしていますか?できている人、できていない人色々だと思います。
おもしろいと思える仕事をするにはどうしたら良いのでしょうか。
おもしろい仕事って
エンジニアにとってのおもしろい仕事ってなんでしょうか。
かなり抽象的なレイヤーで考えてみるとこういったことになると思います。
- 新しい知識の獲得
- 周囲からの賞賛(大きな改善 / 賞をとる / 褒められる etc)
- 扱う規模が大きい(売上 / 人 / 時間 etc)
さて、こうした仕事はまっていたら自分のところにやってくるのでしょうか。
ある程度のところまでは、成長や育成という点で、待っていても上位sや会社が用意してくれるかもしれませんね。
しかし、基本的にはずっとそれは続きません。
自分のスキルの向上に伴い、新しい知識や技術を試す機会が少なくなる(相対的にです。会社は技術のために仕事を用意しているのでなく、利益のために仕事を用意するため)
おもしろいと思うことは仕事を下ろす側の人間が奪ってしまうことがある
といった部分でしょうか。
おもしろい仕事は誰かに奪われている
会社勤めをしてもう何年にもなります。昔こんなことがありました。
ときの上司に「なにかしたいことはない?」と立ち話をした時の会話です。
上司:「最近どう?緊急じゃないけどしたほうが良いこと・したいことって何かしたいことってない?」
僕:「例えば、テストコードの整備がされていないのでテストを書きたいっすね〜」・「それに、js関係の社内技術がレガシー化しているので最新の環境に更新したいですね」
後輩:「僕はdockerをしたいですね。ただ、先輩のKさんも時々やっているか、やるとなるとバッティングしちゃうのが心配だな」
先輩(Kさん):「2人ともちょっと甘いんじゃないの?確かに時間がないからなかなかできないけど、そもそも本当にしたいならなんで今やってないの?」
「それに、バッティングって何を心配しているの?結局やりたい仕事(= 面白い仕事)は、奪い合いだよ。」
※ 実際の会話内容から部分を切り出しています。※
後輩・先輩にとって、dockerはおもしろい仕事と感じていたようです。
ただし、その時点ではdockerを業務として使っているわけではなく、dockerの仕事はありませんでした。
そんな会話をした次の日ですが、先輩は自分の仕事を速攻で片付ける努力をして、業務時間や自分のprivateの時間を使って勝手に社内の環境をdocker化をはじめました。
していました。仕事としてdockerの業務は存在していなかったのですが、勝手に仕事を進めて自分でやりたいことをやってしまったわけです。
その際に、あ〜自分は甘いなと思いました。
やりたい・したいといった感情があるにもかかわらず、そこに行動が伴わなければ、なにも意味がないなーと。
おもしろい仕事を奪え
全ての人にしたほうが良い、などと言う気はさらさらありません。
でも、おもしろい仕事をする自由を掴み取るには、力が、責任が、必要なのですね。
- おもしろいことをずっと続けるためには、力が必要。
- 力によって、求められる成果を出しつつ、時間を捻出できる。
- もし力
エンジニアの力とは、すなわち
* 開発スピード
* 知識・スキルによりバグをださない = 余計な仕事をしないですむ用にする(ドキュメント整備やテストもその一環)
* 不用意に作らないで他のサービスを使う
といったことでしょうか。
エンジニアの世界ではスキルや知識は暴力といっても良いかもしれません。
暴力(力)によって、仕事の奪い合いです。
自分も仕事を奪えるよう、努力をしていきたいと思います。
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