依存性管理ツールとは
依存性管理ツールの必要性
全てのサービスやシステムを自前で作り上げるには、技術的にも時間的にも現実的ではありません。プログラム開発では、世界中の人々が開発した共通機能を再利用することで、自分の作りたいプログラムに集中し、素早くプログラム開発をすることができます。
ある機能をまとめたものを、ライブラリと呼びます。
少し大きなプログラムを作った人はわかるかと思いますが、プログラムが大きくなると、Aという機能をつくるために、BとCという機能が必要になり、Bという機能は、DとEが必要になるといったことになってきます。(AはBとCに依存する、といいます。)
依存性管理ライブラリがない場合は、こうした依存性を自分自身で1つ1つ解決させなければいけません。ライブラリが少ないうちは良いかもしれませんが、ライブラリの数が増えていると管理が複雑で大変になってきます。
さらにversion情報も関わってくると…もうめちゃくちゃです。
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ライブラリA version 1.0.0 -- ライブラリB version 0.9 が必要 ライブラリC version 1.0.0 -- ライブラリB version 1.0以上 が必要 |
こうした問題を解決するためのツールが依存性管理ツールです。(依存性管理ツールもライブラリの一種と言えます)。
依存性管理ツールとは
ライブラリの依存性を管理してくれるツールです。ライブラリのインストールを依存性管理ツールに任せることで、必要となるライブラリも自動的にインストールしてくれます。
どんな依存性管理ツールがあるのか
いろいろな言語で依存性管理ツールが用意されている。
新しい言語を使う場合には、依存性管理ツールにどんなものがあるか調べて見ましょう。
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