/etc/profile.d/ってどんなディレクトリ?使いみちは?
Unix/Linux系のOSでは、ユーザー設定をテキストファイルに記述して、ログイン時に自動的に読み込みを行います。 また、ログインするシェル(bashやzsh)によって、読み込むファイルが変わってきます。
そういうことをわかってきた今日このごろ、/etc/profile.d/
というディレクトリに遭遇しました。
これ一体なんなのでしょうか。使い方(用途)を調べたのでメモしておきます。
/etc/profile.d/とは
サーバ共通の環境変数を設定するファイル置き場です。
ユーザがサーバーにログインすると、配下のshellファイル一覧、つまり /etc/profile.d/*.sh
が自動的に読み込み、実行されます。[1]
/etc/profile.d/配下に置くファイルの例
アプリケーション毎の設定(環境変数・変数など)を記述します。例えば、nodebrewをインストールするときに、nodebrewのrootパスやpathへの情報追記を行います。
export NODEBREW_ROOT=/usr/local/bin/.nodebrew
PATH=$NODEBREW_ROOT/current/bin:$PATH
こういったファイルを置いておくことで、どのユーザがログインしても環境変数を設定することができるので、どのユーザからもアプリケーションを呼び出すことが可能になります。 システムワイドにソフトウェアをインストールする際などに利用します。
ログインシェルが、bashの場合 ↩︎