BitnamiでWindows環境にRedmineを構築する(その1)
RedmineやTestLinkなど、ソフトウェア開発に便利なWebサービスは枚挙に問いません。最近では、Redmineを開発でなく、なんらかのプロジェクト(文化祭・結婚式etc)で利用した事例も見聞きしています。
さて、こういったツール、まずは試してみたいと思うのが人情なのですが、なかなかに導入が難しく敷居が高いといった印象があります。この一番の難点はなんでしょうか?それは環境構築ですね。
PHPを入れて、MySQLを入れて、ネットワークを設定して…もうこんがらがってしまいますね。
そういった方におすすめなのが、Bitnamiと呼ばれるソフトウェアです。
Bitnamiとは
Bitnamiは、ソフトウェア開発やブログなど、よく利用するソフトウェアの環境をオールインワンパッケージで提供してくれる、サービスです。僕たちのような開発者(利用者)は、Bitnamiにアクセスして必要なインストーラをダウンロードするだけで、RedmineやTestLink、WordPressなどのソフトウェア環境を用意することができます。
Bitnamiからインストーラーをダウンロードする
では、さっそくBitnamiを使って、Redmineをインストールしてみましょう。
- bitnamiへアクセスする
- 画面を下の方にスクロールすると、Redmineのアイコンがあるので選択する
- 画面遷移した先で[LOCAL INSTALL]を選択し、インストーラをダウンロードする
- Windows用のインストーラを選択できるので、最新版(執筆時は3.2.0-2)をダウンロードする
以上で、インストーラの用意はできました。
次は、実際にインストーラーを利用して、インストールをしてみましょう。
Redmineの構築
Redmineの構築は非常に簡単です。
ダウンロードしたインストーラを起動し、画面の指示に従ってインストールしていくだけです。
まとめ
いかがでしたか。非常に簡単に開発関連のソフトウェアを用意することができることがわかっていただけたと思います。もちろん、同じデータベースを利用して、複数サービスを動作させたい、などの要望に対応するにはそれなりに技術力や調査力が必要ですが、使うだけであればこれだけで十分です。
余っているWindowsPCにインストールするなどしてみるのはいかがでしょうか。
あ、運用の際はもちろんバックアップもとってくださいね。
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