BitnamiでWindows環境にRedmineを構築する(その2)

 

前回の続きの記事です。

localhost(自分のPC)からはインストールしたRedmineにアクセスすることができたのですが、同じネットワーウ上のPCからは接続できませんでした。

ちょこっと作業にはまってしまったので、備忘録代わりにメモを残しておきます。

 

前提条件

下記の環境で設定をしています。(別のOSを利用している方は適宜読み替えて下さい。)

  • WindowsServer2012R2(UIはWindows8や10とほぼ同じだと思います。)

 

まずはRedmineが起動しているか、そして接続できる状態にあるかを確認しよう

何はともあれ、外部から接続するにあたっては、(多少危険に晒すことにはなるが)、一旦ファイアーウォールを切って接続テストできるかを確認したほうが良いと思います。これをしておかないと、いろいと設定をいじったにもかかわらず、結局動かない…なんてことになってしまいますので。

手順は多少OSによってことなるかもしれませんが、大まかには下記のとおりです。

  1. [Win+r]で「ファイル名を指定して実行」を呼び出す
  2. control と入力し、コントロールパネルを呼び出す
  3. システムとセキュリティを選択1
  4. Windowsファイアウォールを選択2
  5. Windowsファイアウォールの有効化または無効化を選択3
  6. 下の画面のように、設定を変更してOKを押す4
  7. 外部PCから、IPアドレスを指定してbitnamiのRedmineへアクセスしてみる。
    例:http://<IPアドレス>/redmine5
  8. 無事に接続テストができたので、6.に戻ってファイアウォールを有効化する

ファイアーウォールに設定を追加する

先程までで、適切に設定さえすれば外部からbitnamiで作成したRedmineへアクセスできることが確認できたので、ファイアウォールの設定を個別に設定します。

 

  1. WFの設定を開くWF_setting1
  2. 新たにルールを作成するWF_setting2
  3. ポート(O)を選択
  4. TCP(T)/特定のローカルポート(S):を選択、ポートには80を設定
  5. 接続を許可する(A)を選択
  6. ドメイン(D)/プライベート(P)/パブリック(U)を選択(デフォルト)
  7. 名前(N)/説明(オプション)(D):欄に適当に名前をつける
    名前:BitnamiRedmine
    説明:BitnamiRedmineを利用するためのポート情報
  8. 完了ボタンを選択

上記の状態で、もう一度外部からの接続確認を行います。

 

まとめ

いかがでしたか。前回と今回の記事を通して、簡単にRedmineを構築することができました。こういったテクノロジーに馴染みがない組織の場合、まずは自分のPCなどに導入しちょっとづつ触ってもらうのが良いと思っています。

なお、Redmineの運用方法やTipsに関心がある方向けにリンクを貼ってみました。ご参考にどうぞ。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。