IDEを使いこなすためのチェックリスト(50選+α)
普段はC#での開発がメインです。会社がお金を出してくれているのでエディタはVisual Studioを使っています。
ちょっとしたスクリプトはPythonで書いているのですが、Web系システムやデータ解析のお仕事への興味の関係でもっともっとPythonを深く知る必要がでてきました。
IDEを新しく勉強するので、備忘もかねてどんなことがわかればよいかチェックリストとして残しておきます。
目次
よもや話
本題とは少しずれますが、新しいプログラミング言語の習熟のために、IDEを使うことは非常に良いと思います。
補完機能でAPIの一覧や、メソッドの仕様、簡単な説明も読めますし、理解が進むと思っています。VisualStudioなんかは、それ自体がマニュアルだよ、なんて言われています。
また、プログラマやエンジニアが自分自身の道具箱を整理し、道具を磨き道具の使い方に習熟することは、生産性を向上させ、本質的な作業への集中度を高める効果があります。
そういった意味でも道具(IDE)を使いこなせるようにするのも時には大事かなと思っています。
IDEの使い方を学ぶためのチェックリスト
さて本題です。思いつくままにあげてみましがた結構あります…
ライセンス、サポート
- 利用するIDEは有償か、無償か
- サポートの有無
- コミュニティの有無
- 開発は活発化どうか
基本設定
- 文字コードの設定
- フォントの設定
- インデントの設定
- 外観(エディタやIDE全体)の設定
- キーバインドの設定・変更
コードの見た目
- コード整形の方法
- コード規約に則ったCHECK機構の有無
基本操作
基本操作はショートカットを覚えると捗ります。
- プロジェクトの作成
- ファイルの作成
- ビルドと実行
- デバックの呼び出し
- 補完の呼び出し
- コードスニペットの呼び出し
- ドキュメントやライブラリのヘルプの呼び出し
- 文字列検索
- 文字列置換
- コードの一部のコメント化
- ドキュメントコメントの挿入方法
リファクタリング
- メソッドの抽出
- ヘンス名やクラス名の変更
テスト
- UnitTestコードの自動生成の有無
- UnitTestコードの作成
- コードカバレッジの取得
デバック
- デバック
- リモートデバック
- ステップ実行
- ステップオーバー
- ステップイン
- 変数の値を変更
外部ライブラリ
- パッケージ管理ソフト(Nugetやpip)との連携方法
- 手動で外部ファイルを読み込む方法
ビルドモジュール
- ビルドモジュール(exeやdll)などのプロパティ設定と変更方法
連携
- GitHub等のバージョン管理システムとの連携方法・コミット方法
- チーム管理(Jenkins/TeamFundationなど)システムとの連携
- 機能拡張要のプラグインの有無
- プラグインの検索方法とインストール方法
解析
- コードの複雑度の解析
- クラス図の作成
- APIドキュメントの作成
- プロファイルの有無、使い方
その他
- ドキュメントやライブラリのヘルプの設定
- コードスニペットやコード雛形の登録
- 仮想環境(Pythonでいうpyenv)等の設定
- プログラミング言語の複数エディションの切り替え
以上です。
思った以上に多いですね。まぁ全部やるのは大変そうですが、ちょこちょこ調べて行けば良いと思います:D
個人的にはこれらのチェックリストを使って、PyChamの使い方を覚えてみたいと思います。
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