the pomodoro technique
モチベーションだけで仕事にとりくむわけではないが,誰にでもやる気がでない時はあると思います.
僕の場合,仕事やプライベートで一区切りついた2015年の後半に、どうにもモチベーションが上がらない時期がありました.勤務している会社では、年に一度ストレスチェックなるものがありますが,軽いうつ気味という結果が診断され軽くショックでした.仕事でのうつ症状は、さまざまな理由で発生するようですが,仕事やいろいろなことに対してのやる気やモチベーションを奪うらしく,やっかいな病気です.
うつ症状の改善策をいろいろ調べると、タスクを小さく分解し、少しづつ完了していくことで、達成感や自己満足を得る方法が紹介されています.(個人的には、自分自身のうつの原因を特定し、それを回避する、という方策が最も良いと思ったのですが…)
前おきが長くなりました.この記事では、自分自身のワークを分解し、その一つ一つの仕事を集中し達成していくなかで、満足感や効率的な達成感を得る、その方法論の一つ、the pomodoro technique(ポモドーロ・テクニック)について実体験を踏まえて説明します.
目次
the pomodoro technique(ポモドーロ・テクニック)とは
ポモドーロテクニックは、自分のタスクを小さな時間単位(科学的根拠はないらしいが、たいていは25分)に分解し、間に休憩(これは5分)を挟むだけ、というシンプルなタスク管理術のことです.ポモドーロという名前は、開発者がトマト型のキッチンで時間を図っていたことに由来とのこと.
この方法論では、人間の脳を非常に高い集中力で作業に取り組ませることができますなお、単にタスクを25分単位で区切る、というのがみそなのでなく、その事前準備と振り返りがこのメソッド最大のメリットです.
the pomodoro technique(ポモドーロ・テクニック)実践
- 今後取り組まなければならないタスク・今後取り組みたいタスクをなんでも間でも紙に書きだす。締め切りがあれば記述する。これをタスクリストと呼ぶ。
(別に紙でなく、PCのメモでもよい。私の場合は、紙に書くほうが右脳が刺激され、どんどんタスクを洗い出せる。) - 一日の初めに、タスクリストから、自分自身で優先度をつけて、タスクリストから、今日本当にやらなければならない作業を抜き出す。実際にやってみると、10ポモドーロもやれれば非常に生産性の高い一日といえる。
- 25分間やりきったら、5分間休憩をとる。
- 2.3.を繰り返す。4セット程度行った後は、ちょっと長めの休憩(15分)をとる。
2. がみそだと思っている。今日しなければならないことを抜き出すということは、今日しないことを選定していることになります.自分が本当にやらなければならないことだけにフォーカスできるわけです.また、一つのタスクは、25分間で終わるような粒度に分解するとよいです.多くても2~3ポモドーロで行っています.あまりに大きなタスクは、集中力も切れるし、何をしたらよいかがクリアになっていない兆候だと思います.
このメモが非常に大事で、超高速でPDCAを回すことになります.
the pomodoro technique(ポモドーロ・テクニック)をやってみた感想と今後
何が一番よかったかというと、今日しなければならないことを洗い出している、ということです.
一日でやらなければならない仕事を洗い出しているため、割り込みの仕事があれば、どの程度時間を超過するか、つまり残業すればよいか見通しがつけられます.また、どれくらい一日の進捗があるかも可視化できます.
脳みそは、見通しがつかないことに対しては、疲労がでやすいようで、視界をクリアにしておくというのが非常に有用なようです.ただ、デメリットとしては、毎回高いレベルの集中力を発揮するため、疲れてしまう。はっきり言って夕方くらいにはへとへとです.
(そのおかげか、一日の充実間は得ることができますが…)
よければ、お試しあれ。
よいポモドーロライフを。
なお、この記事は1ポモドーロで書ききった記事である。
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